このたび、この「オランダ暮らしの雑記帳」をウェブログに移管することになり、加筆修正の上、順次公開してまいります。全48回ですが、よろしくお付き合い頂ければと思います。
以下、「オランダ暮らしの雑記帳」の「はじめに」より
1999年。主人の仕事の関係で思いがけずオランダ・ロッテルダムで2年暮らすことになりました。海外生活はおろか、海外旅行もろくにしたことがなかった私にとってはまさに晴天のへきれきです。突然の決定に大慌てで準備を進めるものの、その一つ一つが国内の引っ越しとは違い不安感はますばかり。スキポール空港に降り立った私の顔は悲壮感にあふれていたに違いありません。
ところが空港を出てタクシーで高速に出てみれば、どこまでも続くかと思われる平地に牛が草をはんでおり、高速沿いにポプラ科の木が生えている様は若い頃に訪れた北海道を思い起こさせます。ロッテルダムで高速を降りるとそこで道路は石畳に変わり、ボートの浮かんだ運河やアパートの合間を埋めるように枝を伸ばしている木々。どれもが日本とは違った風景でしたが、緑の並木道を通りながら私は自然に「来てよかった」と思えたのでした。山間の町を転々としながら育ち、東京の無機質な眺めになかなかなじめなかった私にとっては、オランダの方が何倍も肌に合うのは当たり前だったのかもしれません。
実際に生活が始まっても、ゆったりのんびりしたオランダの時間の流れは私をリラックスさせてくれるものでした。もちろん色々な文化や習慣の違いにとまどったり、困ったこともありましたが、それらは「へーそーなんだー」と思わされることが多く、一つ一つを楽しめたのは自分にとっても驚きでした。もっともそれも私が二年という限定付きで生活したからなのかもしれないのですが。
そんなこんなですぐに二年は過ぎてしまい、後ろ髪を引かれつつ日本に帰ってみればあっという間に日本のテンポに染まってしまった私たちがいました。あんなに自分たちに強烈な印象を残したオランダ生活も、忙しい毎日の中で日々記憶が薄れていきます。ふと、私はせっかくの経験を忘れてしまうのはもったいないと思い始めました。ヨーロッパの片隅で色々に感じたことを残して置きたくなったのです。それは私の個人的な感想かもしれないし、単なる思いこみでしかないかもしれません。オランダ語どころか英語さえ上手に話せない私がオランダ人と親しくできるはずもなく、疑問に思ったことを確かめるすべがなかったのですから、とんでもない勘違いをしていることだってあり得ます。その辺の所はオランダ文化に詳しい方に是非ご指摘、ご教示頂ければと切に願っております。
ところでこの題の「オランダ暮らしの雑記帳」は、オランダに住む日本人なら誰もがお世話になる「オランダ暮らしの便利帳」をもじらせて頂きました。こちらはオランダで暮らす上で必要になる衣食住や教育などの情報を網羅した冊子ですが、「雑記帳」はその名の通り私の超個人的雑感を集めたものです。ただお気楽に楽しんで頂ければ幸いです。
を食べますか?
また、すりごまは売っていますか?
売っていたら値段はいくらですか?
教えてください。
コメントありがとうございます。
んー、すりごまですか。
すみませんが現地のスーパーで売っていたかどうか記憶にありません。
我が家では、ないだろうと踏んで日本から山ほど持っていきましたし、日本から来る友人も結構持ってきてくれたので。
オランダには日本食材店がいくつかあるので、そちらでは確実に手に入ります。
ただし、食料品は基本的に日本の3倍近くしました。(現在はどれくらいかわかりません)
答えになっていなくて申し訳ありません。